世界の宝石業界は、今 過渡期を迎えている。
どの業界に於いても同じ事が言えると思いますが、今までの常識に頼っている所はどの業種も同じ道を辿っている事が起きている時代になって来ているのではないしょうか?
本来、大事に保有するはずの宝石の価値を理解出来ずに世の中へ出回った 金 地金 宝石。
海外ではおよそ考えられない事ですが、宝石を安価に手放し宝石に対する付加価値は薄れてしまっている現状と感じております。
この様な現状に対して、今後このままでは宝石業界は発展が無くなると当協会は確信しています。
昔、宝飾とは工芸の世界に在り、極めて一部の富裕層の物でしか在りませんでした。
宝石は各々に意味があります。
何万年、何億年もかけて想像を超える時をかけじっくりと出来上がった宝石。
その宝石との出会いは想像を遥かに超えた出会いとなります。
又 デザインや、モチーフにも意味があります。
一つの作品に時間を掛け、身に着ける方をイメージして、デザインも技術も心のこもった満足のいく作品が出来上がる。
だからこそ大切にし、身に着ける事の満足感もその人のオーラとなり、人が羨むほどの風貌を備え付けさせてくれるようになっていくと思います。
その結果、自分を守り 家族を守り 社会を守っていくのだと感じています。
そういった思いを理解し、最高の技術を追い求め続ける宝飾品を作っていく。
決して商品では無く、心のこもった作品でなければ意味がないようにしたい。
宝飾作品に想いという命を吹き込み、作品と共に生活する
本当の宝飾とは、子々孫々まで伝承させる貴方が定めた最高傑作達なのではないでしょうか?
そして、宝石に携わる事を生涯の仕事にしたい人の多くが抱える問題として、
宝石の事を学んだが、就職したくても就職先がない
自分の感性を形にして、販売したくてもその窓口やチャンスが無い
どうしたら自身の夢を実現出来るかを考えている人もたくさんいると思います。
当協会は、この様な問題解決の一端でも担う事が出来ると確信し設立を致しました
そして宝飾作品を多くの人達に良さを伝え身に着けていただく、また宝石業界でも世界に通用するプライドのある人達の集団に育てていく事が、我々協会の指針です。